まえがき
東京都大田区東急池上駅前にある池上駅前城南歯科の院長、矢端 恆秋です。歯が痛むという経験は多くの人が一度は経験することです。しかし、多忙を極める日々や歯医者への恐怖心から、その痛みを放置してしまうことも少なくありません。この記事では、歯の痛みを放置することのリスクとその後に必要となる対処法、さらには予防方法までを詳しく解説します。
目次
- 歯の痛みを放置するリスク
- 歯の痛みが引き起こす可能性のある病気
- 歯の痛みの対処法と治療方法
- 治療におけるメリットとデメリット
- 予防が重要!歯の健康を守るためにできること
1. 歯の痛みを放置するリスク
歯が痛む時、それは歯や歯茎などの口腔内に何らかの問題が起きているサインです。この信号を無視し続けることで、初期の虫歯が大きな穴となり、根管治療が必要になる場合もあります。さらには、歯周病が進行し、最終的には歯を失う可能性も高まります。歯の痛みを放置することは、時間が経つほど治療が複雑で長期化し、治療費も高額になる傾向にあります。また、放置された歯の問題から心臓疾患や糖尿病など、全身の健康にも悪影響を与えるリスクがあるとされています。
2. 歯の痛みが引き起こす可能性のある病気
歯の痛みの原因として最も一般的なのが虫歯ですが、他にも歯周病、歯根尖周囲炎、知覚過敏、歯の亀裂など、様々な病気が考えられます。放置することでこれらの病気が進行し、最悪の場合には歯を抜かなければならなくなることもあります。そしてこれらの疾患は、歯だけでなく顎の骨への影響や、全身疾患のリスクも高まることが知られています。
3. 歯の痛みの対処法と治療方法
歯が痛む場合、最も重要な対処法は早期に歯科医院を訪れることです。治療方法は、痛みの原因によって異なりますが、虫歯であれば早期発見であれば削って詰め物をする処置で済む場合もあります。進行している場合は、根管治療やクラウン治療が必要となることも。痛みが歯周病からくる場合は、歯石除去や深部のクリーニングが必要となります。これらの治療には、数日から数週間、症状によっては数ヶ月を要することもあります。費用も治療内容によって大きく異なり、数千円から数十万円の範囲で変動します。
4. 治療におけるメリットとデメリット
歯の治療を行うことの最大のメリットは、痛みの除去と歯の機能の回復にあります。また、適切な治療を行うことで、将来的な更なる健康被害の防止にも繋がります。デメリットとしては、治療にかかる時間とコストが挙げられます。特に、治療を長期間放置した結果、複雑な処置が必要になった場合、治療期間も長くなり、高額な治療費を要することもあります。
5. 予防が重要!歯の健康を守るためにできること
歯の痛みや病気を予防する最良の方法は、日常の適切なケアと定期的な歯科検診です。毎日のブラッシング、フロッシングを欠かさず行い、半年に一度は歯科医院で検診を受けることが推奨されています。早期発見、早期治療が、痛みの軽減や治療費の節約に繋がります。
まとめ
歯の痛みを放置することは、より大きな健康上のリスクや、経済的負担を招く原因となります。歯が痛い時は早めに歯科医院を訪れ、適切な対処を受けることが大切です。また、日々の予防ケアと定期検診によって、歯の健康を守りましょう。
歯科医師 院長 矢端 恆秋
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