1、根管治療とは
歯の根の中心には神経と血管の通る管(根管)があります。根管治療とは、虫歯が深くまで進行して歯の神経にまで到達してしまった場合に行う治療です。虫歯の原因菌を除去して進行・再発を防ぐため、根管を消毒しなければなりません。
しかし、歯の神経や根管の形は患者様によって形が全く異なり、複雑な形をしているため、繊細な治療が必要になります。
この治療をしっかり行っていないと、数年後に根の尖端が腫れたり、再度治療が必要になってします。
歯の根の中心には神経と血管の通る管(根管)があります。根管治療とは、虫歯が深くまで進行して歯の神経にまで到達してしまった場合に行う治療です。
池上駅前城南歯科では、歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)を使って根管治療を行います。
天気が良く直線の道を視力の良い人が運転するのと、カーブの多い山道を土砂降りの中、視力の良くない人が運転する、私のイメージではこれ位差があるほど、マイクロスコープを使っての治療は、目視で行う根管治療の視野とまさに別世界でした。
これまで見えていなかったことが見えたことで、根管内の細部まで治療を行うことができます。
歯の根管内は細く、奥深く、暗いため、マイクロスコープを使うことで、細菌で汚染された歯髄や根の先に溜まった膿を取り除くことが可能です。
結果的に、患者様の歯の寿命を長期に渡り残すために、できる限り最善な治療を行う、それが池上駅前城南歯科のマイクロスコープを使った根管治療です。
また、当院ではマイクロスコープを使った精密治療だけでなく、ラバーダム防湿を行います。
ラバーダム防湿は、治療を行う歯に、歯科用のゴムのシートをかぶせて器具の誤飲と、口の中に存在する細菌が入らないようにして、治療をする方法です。
治療の効果を高めるためには、治療環境を作ることも大切なのです。
・下記の患者様は、当院までご連絡ください。
他院さんで歯を抜かなきゃいけないと言われた
なるべく歯を長く残したい
何度も根っこの治療を行ったが再度治療になってしまった
被せ物を良い物にしたいので、中をちゃんと治しておきたい
根管治療の途中で通院するのを辞めてしまった。
根管治療のポイントは主に根管拡大、根管洗浄、根管貼薬、根管充填の4つです。
虫歯菌に感染した部分を除去し、根管の形を治療しやすい形に整える操作です。
根管治療は根管の中の細菌数を減らすことが目的ですが、虫歯菌に感染した部分を除去するために感染した部分を機械的に削除しつつ、消毒薬を入れて化学的な殺菌も行います。
根管を綺麗にした後は、その空間を閉鎖してしまうことで、再発、拡大を抑えます。