池上駅前城南歯科

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2024.06.20

入れ歯の種類と選び方:あなたに合った義歯を見つける方法

東京都大田区東急池上駅前にある池上駅前城南歯科の院長、矢端恆秋です。今回は、「入れ歯の種類と選び方:あなたに合った義歯を見つける方法」についてお話をしていきます。

目次

  1. 入れ歯とは?
  2. 部分入れ歯の種類と特徴
  3. 総入れ歯の種類と特徴
  4. インプラントオーバーデンチャーとは?
  5. 入れ歯の選び方
  6. 入れ歯のメンテナンス方法
  7. 入れ歯の費用と保険について
  8. 入れ歯のトラブルと解決方法
  9. まとめ

1. 入れ歯とは?

入れ歯は、失われた歯の代わりに人工的に作られた歯のことを指します。入れ歯を使用することで、食事や会話の際の不便さを解消し、見た目の改善も図ることができます。入れ歯には部分入れ歯と総入れ歯があり、それぞれの目的や使用状況に応じて選ばれます。入れ歯を使用することで、歯がない部分を補い、咀嚼能力を回復させ、また顔の形状を保持する役割もあります。歯を失ったまま放置すると、顔が痩せて見えたり、他の歯が傾いたりすることがあります。

2. 部分入れ歯の種類と特徴

部分入れ歯は、歯が一部だけ失われた場合に使用されます。部分入れ歯の種類には以下のものがあります。

  • レジン床義歯:比較的安価で作製できるが、強度が低いため破損しやすい。主にアクリル樹脂で作られています。短期間の使用や、修理が簡単であるため、一時的な入れ歯として利用されることが多いです。
  • 金属床義歯:耐久性が高く、薄く作製できるため装着感が良い。ただし、費用が高くなる。金属のフレームが歯茎に接触する部分を強化し、薄く作れるため違和感が少ないです。
  • フレキシブルデンチャー:弾力性のある素材で作られており、装着時の違和感が少ない。フレキシブルデンチャーは、柔軟性のあるナイロンなどの素材で作られており、金属フレームがないため、見た目も自然です。

3. 総入れ歯の種類と特徴

総入れ歯は、すべての歯を失った場合に使用されます。総入れ歯の種類には以下のものがあります。

  • レジン床義歯:標準的な総入れ歯で、費用が比較的抑えられるが、長期間使用すると変形しやすい。アクリル樹脂で作られ、適切なフィット感を得るために定期的な調整が必要です。
  • 金属床義歯:耐久性が高く、薄く作られているため、装着感が良い。費用が高いが長持ちする。金属フレームが使用されており、長期間の使用に耐えます。
  • インプラントオーバーデンチャー:インプラントを利用して固定する入れ歯。非常に安定しており、装着感が抜群。インプラントを数本埋入し、その上に義歯を固定するため、動きが少なく、安定感が高いです。

4. インプラントオーバーデンチャーとは?

インプラントオーバーデンチャーは、顎骨に埋め込んだインプラントに入れ歯を固定する方法です。これにより、入れ歯の動きが少なくなり、非常に安定した装着感が得られます。また、インプラントは骨の減少を防ぐ効果もあるため、長期的に健康な口腔環境を維持することができます。インプラントは、チタン製の人工歯根で、顎骨にしっかりと固定され、上部構造として義歯が装着されます。

5. 入れ歯の選び方

入れ歯の選び方は、個々の口腔状態やライフスタイルによって異なります。選び方のポイントは以下の通りです。

  • 残っている歯の状態:部分入れ歯か総入れ歯かを決定します。部分的に歯が残っている場合は部分入れ歯を、すべての歯を失った場合は総入れ歯を選びます。
  • 予算:入れ歯の素材や作製方法によって費用が異なります。予算に応じて最適な素材と作製方法を選びましょう。
  • 装着感:日常生活において快適に使用できるかどうかを確認します。装着感は非常に重要で、長時間装着するために快適さが求められます。
  • メンテナンスのしやすさ:手入れのしやすさも重要なポイントです。清掃が簡単で、維持がしやすい入れ歯を選ぶことで、長期間清潔に保つことができます。

6. 入れ歯のメンテナンス方法

入れ歯を長持ちさせるためには、定期的なメンテナンスが必要です。メンテナンスのポイントは以下の通りです。

  • 毎日の清掃:食後には入れ歯を外して水洗いし、専用のブラシで清掃します。食べかすやプラークが付着しやすいため、毎日の清掃が欠かせません。
  • 定期的な歯科受診:半年に一度は歯科医院で検診を受け、調整やクリーニングを行います。入れ歯のフィット感を確認し、必要な調整を行います。
  • 保管方法:使用しないときは水に浸けて乾燥を防ぎます。入れ歯を乾燥させないために、専用の容器に水を張って保管します。

7. 入れ歯の費用と保険について

入れ歯の費用は、素材や作製方法、保険の適用範囲によって異なります。一般的に、レジン床義歯は保険適用されることが多く、比較的安価に作製できます。一方、金属床義歯やインプラントオーバーデンチャーは保険が適用されないことが多く、高額になることがあります。入れ歯の費用を抑えるためには、事前に保険の適用範囲や費用の見積もりを確認しましょう。

8. 入れ歯のトラブルと解決方法

入れ歯の使用中にトラブルが発生することがあります。よくあるトラブルとその解決方法は以下の通りです。

  • 痛みや違和感:入れ歯の調整が必要です。歯科医師に相談しましょう。特定の部分が痛む場合は、入れ歯の当たり具合を調整することで解決します。
  • 破損:入れ歯が破損した場合は、すぐに歯科医院で修理を依頼します。破損したまま使用すると、さらにダメージが広がる可能性があります。
  • 不安定感:インプラントオーバーデンチャーを検討することで、安定感が向上します。インプラントを用いることで、入れ歯の動きを最小限に抑えることができます。

9. まとめ

入れ歯は、失われた歯を補うための重要な選択肢です。入れ歯の種類や選び方、メンテナンス方法を理解することで、快適な生活を送ることができます。自分に合った入れ歯を見つけるためには、歯科医師と相談しながら最適な選択をすることが大切です。適切なメンテナンスを行うことで、長期間にわたって入れ歯を清潔で快適に使用することができます。もしトラブルが発生した場合は、早めに歯科医院を受診し、適切な対応を受けることが重要です。

ご相談はこちらから → https://dental-apo.jp/net/1e7c8ae6/#select

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