大田区久が原で生まれ育ちました。
兄弟は姉と妹がいて、小さい頃は3人でケンカしながらも仲良く遊んでいました。
幼稚園は天使幼稚園、小学校は大田区立久が原小学校に通い、池上の進学セミナーでも
勉強してました。
池上本門寺はお会式や除夜の鐘、初詣で行くのが恒例でした。

性格は、お調子者でワンパクでした。半面、喘息やアトピーで家族に心配をかけること
もあり、自分自身も小さいながらに体の健康について考えるきっかけとなりました。

父親も医療従事者であったため患者さんのために四六時中駆け回っている姿を目にして
いました。ただ職場の病院に行くと、ひとの生死にも直面する場でもあるので小さい頃
の私には憧れよりも怖い場所でもあったのであまり自分も同じ道に進もうとは思ってい
ませんでした。

中学校は大田区立大森第十中学校卒業。
中学時代はsapixの影響もあり他校にライバルも居て勉強頑張りました。
そのおかげで高校は神奈川の私立桐蔭学園高等学校に進学します。

しかし、その反動か勉強よりもバイクの魅力にハマりその後、当時池上にあったホンダ
のバイク屋さんで50ccのバイクを買って乗ったりいじったりしていました。

高校も卒業が近くなり１８歳になると、自分が社会に出てどのように人の役に立てるか
と考え始め、身近に居た両親の影響は大きく、医療の道を選択することにしました。

大学は北海道に進学し、大自然の中で学生生活を過ごします。
夏はヨット部、冬は柔道部。自然の中で体とメンタルのトレーニングになりました。

北海道は大学生活を過ごすのに最適でした。勉強するにも、体を鍛えるにも、素晴らし
い自然を体感するにも環境として素晴らしかったです。

国家試験も雪降る北海道で同級生と受験勉強を重ねて突破しました。

初めて現場に出た研修医時代は、予想を超えるハードな日々。レントゲン撮影の角度か
ら型取り、歯の形態、歯の削り方、麻酔のやり方など指導を受けながら手を動かす日々。

「むいてないよ、辞めた方がいい」と毎日叱られ、落ち込みながらも模型の歯や抜去歯
で根管治療の練習をして、その歯で詰め物して、削って、分割して確認して余すことな
く歯と向かい合っていました。そして家に帰ってからは歯のスケッチを描く毎日でした。

ですが大学病院に戻った時、研修で得た知識と技術が飛び抜けて身についていることを
実感しました。日々の鍛錬が自分の糧になると自信のつく経験となりました。
この経験が患者さんの為に技術と知識を学んでいこうと思うきっかけとなり、地域を問
わず尊敬する色々な先生のもとで修行するという自分の歯科医人生に繋がったのです。

素晴らしい先輩方との出会いと、周りの人の協力もあり切磋琢磨していた修行時代は今
となってはそれが成長に繋がったと思っています。今でも日々の鍛練の必要性を感じて
います。
休日はセミナーや学会に参加したり大学時代からの趣味でカラダを動かすことが好きで、
今でもランニング、ウォーキング、サイクリングは欠かせません。